ラーメンスタジアムとは
ラーメンスタジアム。そこは、日本を代表するラーメンの猛者たちが一堂に会し、熱き闘いを繰り広げる夢の舞台。さまざまなメディアに取り上げられる名店、地元で行列のできる店など、各店自慢の味が競い合う。2001年12月の誕生以来、延べ87店舗が出店。年に数回、数店舗が卒業していくシステムのため、興味をひく店舗があれば、時を置かずに味わうのが吉。
ラーメン愛好家をはじめ、県外・国外の観光客にも愛されているが、いつ来ても至福の味が楽しめるだけに、ラーメン愛好家ではない人にも強くお勧めしたい。中華料理の1つとして渡来し、約100年前に日本に誕生したラーメンは、丼一杯に日本の地域性やこだわりが集約された私たちのソウルフードなのだから。
九州ラーメンはいつ生まれたか
明治期、横浜や神戸など各地の中華街で広まった「ラーメン」。
当時は支那そばと呼ばれていた。以降、「中華そば」「ラーメン」と呼び名を変える。
最初に塩ラーメンが伝来し、その後、東京、浅草「来々軒」で醤油味が誕生。
昭和20年前半、福岡県久留米の「三九」、博多「赤のれん」で白濁スープの原型である豚骨味、
昭和29年には札幌で味噌味の誕生を経て、現在の基本の味が形成された。
博多では、のちに長浜の屋台で細麺、替え玉が誕生。
熊本の「桃苑」は、昭和27年に久留米の「三九」にラーメン作りを教わり開業。
鹿児島では昭和22年開業の「のぼる屋」が元祖と言われている。
豚骨ラーメンを極める
福岡や熊本に代表される豚骨ラーメン。
豚骨を強火で炊き上げ、白濁させた豚骨スープが特徴。
部位は豚骨、げん骨、背ガラなどで、スープに濃度を出すために背脂を利用する店もある。
スープを注ぎ足し続ける「呼び戻し」製法は久留米ラーメンの伝統技。
熊本ラーメンは豚骨に鶏ガラを加えるお店が多く、マー油(ニンニクの焦がし油)やニンニクチップがアクセントとなっている。
鹿児島は豚骨ベースながら、煮干しや魚介、乾物などを使ったマイルドな半濁スープが多く、
久留米ラーメンの影響をあまり受けていないため、多彩なバリエーションを生み出している。
麺の硬さにもこだわりを
博多ラーメンの麺の硬さはやわらかい順に、<ばりやわ、やわ、ふつう、カタ、バリカタ、ハリガネ、粉落とし、湯気通し>と呼ばれる。
ハリガネは、時間のない魚市場の人たちが短い時間で食べられるように考案されたもの。
伸びが早い細麺の欠点を麺の量を減らすことで補う「替え玉」は博多ラーメン独特のシステム。
久留米ラーメンの麺は博多より若干太めで替え玉の文化はない。
熊本の麺は、博多よりやや太めの中細麺が多く、ストレートや手もみ麺が楽しめる。
鹿児島はかん水を使わず、色白の中太麺が特徴で柔らかい仕上がりが、やさしい味のスープによく合う。
※記載内容は諸説ある中の一説です
ラースタTV
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- ◎場内は禁煙となっております。
- ◎各ラーメン店では、ビッグコンボのミールクーポンがご利用いただけます。
- ◎ペットを同伴してのご入場はご遠慮ください。
- ◎1店舗2,500円以上のご利用で1時間の駐車サービスを行っています。
- ◎ラースタ館内では楽しい時間をお過ごしください。