キャナルシティ劇場 舞台「アナザー・カントリー」公演日:07月12日(火) ~ 07月13日(水)

作品情報
| 出演 | ■キャスト |
|---|---|
| 公演日程 | 2022年07月12日(火) ~ 2022年07月13日(水) |
| 料金 | 全席指定 9,500円 |
| 一般販売 | 2022年6月4日(土)10:00~ |
| お問い合わせ | サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00) |
| 詳細はこちら |

| 出演 | ■キャスト |
|---|---|
| 公演日程 | 2022年07月12日(火) ~ 2022年07月13日(水) |
| 料金 | 全席指定 9,500円 |
| 一般販売 | 2022年6月4日(土)10:00~ |
| お問い合わせ | サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00) |
| 詳細はこちら |
「アナザー・カントリー」とはどこか?それは「ここではないどこか」である。
ジュリアン・ミッチェルの『アナザー・カントリー』は、1930年代初頭のイギリスのパブリックスクールを舞台に、当時忌避されていた「同性愛」「マルクス主義」を求め、アウトサイダーとして生きる少年たちを描き出している。
10代後半の男子だけの寮生活。
そこには厳しい規律が存在し、しかもそれを同じ学生同士が監視し、ルールの順守を求める。規律に背く者は鞭打ちの刑に処され、将来すら奪われる。
それでも同性を愛し、マルクス主義の傾倒してく少年の求めるものは何か?
それは「自由」である。
そして、自分を取り巻く閉塞状況を打破し、自由を獲得しようとするのは、普遍的な若者の行動原理なのである。
「アナザー・カントリー」、行けたとしても、それは必ずしも正解ではない。
マルクスの『資本論』も、結局は正解ではなかったことは、21世紀を生きるわれわれはすでに知っている。
だが、少年にとって「正解」など必要ないのである。「ここではないどこか」へ行くこと、それがすべてなのだ。
現在、全世界的に「分断」「格差」「差別」が大きな問題になっている。
そして、若者が無意識に「今より悪くならないこと」を選択している。
だが、本来若者は冒険を求めるものだし、それが社会を進化させ、発展させてきたのではないだろうか。
舞台『アナザー・カントリー』を通じて、少年期・青年期を生きることを、今一度考えてみたい。
主催・企画・製作
「アナザーカントリー」製作委員会